2012年6月27日水曜日

ジミヘンのカバーで思うこと

ジミ・ヘンドリックスについてはブログで書いたことが無いのですが、実は時間的にも一番聴くことが多いです。手持ちのCDでいえば50枚以上あって、それでもまだまだ知らないCDが売られています。

ジミヘンのカバーでは、最近だとエリック・クラプトンをあげる人がいるかも知れませんが、クラプトンの「リトルウィング」っていいですか?私はかなりイマイチな演奏だと思います。スティービー・レイヴォーンも然り。
ちなみにフランシス・ロックウッドというフランスのピアニストが「リトルウィング」をピアノでカバーしているのですが、これはまあまあ。
イケメンのジョン・メイヤーってのもあります。
ジミヘンのライブ演奏で「ストーンフリー」なんかを聴いちゃうと、どんなカバーも厳しいと思いますね。リフらしいリフもないのに、ライブであれだけ演奏できるジミヘンって、やっぱり凄いです。

まあ、そんな中ではやっぱりレッチリはイケてます。ずば抜けて音がいいです。

2012年6月20日水曜日

ハーブ・アルパートとA&M

facebook繋がりで音楽に造詣が深いFさんが、先日ハーブ・アルパートのyoutube動画を紹介していた。ここら辺はツウ好みというか、いかにもFさんらしいカバーの広さだ。 

ハーブ・アルパートの名前を知ったのはキリン・シーグラムのCM曲で、確か大学生の時だった。 10年程前にNHKでカーペンターズの特集をやっており、ゲストが石田あゆみと萩原健太だったのだが、ハーブ・アルパートがインタビュービデオに登場したので「ああ、ハーブ・アルパートって、カーペンターズの録音に参加してたんだ」と誤解してしまった(苦笑)

実際にはA&Mの社名はHerb Alpertの頭文字で、カーペンターズのレコード会社の経営者だった。A&Mはピーター・フランプトンで稼いだ金をセックス・ピストルズでドブに捨てる経験もしている。

オールナイトニッポンのテーマ曲「ビター・スウィート・サンバ」で知らず知らずハーブ・アルパートの音色が脳に刻み込まれているので、カーペンターズの名曲「Close to you(遥かなる影)」の間奏を聴くとデジャブを感じる。

 

2012年6月11日月曜日

KISSの申し子たち

KISSが日本武道館でコンサートを開いたのは高校一年のときで、同級生の何人かは見に行った。このコンサートの模様はNHKで放送されたのだが、ロックを国民放送で流すことには苦情も多かったらしい。NHKはこの時はじめて映像と音声を別撮りして同期させるSMPTEを採用している。  

KISSが制作した映画「デトロイト・ロック・シティ」を見るまでもなく、KISSの米国での人気というのは凄かった。その中でも最大の功績はやっぱりギターキッズを育てたことだと思う。エース・フレーリーの3ピックアップのレスポールは、今まで一番売れたシグネイチャーモデルだと記憶している。 

ヴァン・ヘイレンもデビュー前はKISSのジーン・シモンズがデモテープを作っているし、ダイムバッグ・ダレルはエース・フレーリーの真似をしてレスポールから煙を出すビデオが残っていて本当にKISSの大ファンなんだなと思う。 最近、PANTERAを聴くことが多くて、ふと思い出した次第。

 

2012年6月6日水曜日

二人の女優ケイト・ウィンスレットとアン・ハサウェイ

映画「タイタニック」のケイト・ウィンスレットと、「プラダを着た悪魔」のアン・ハサウェイ。どちらも美人で演技も上手い。この二人を使えばどんな映画も撮れると思うのだが、非常に難しい役をこなしている点でも共通していると思う。

ケイト・ウィンスレットではエンディングが悲惨な「レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで」とナチ戦犯の「愛を読むひと」。アン・ハサウェイでは薬物中毒の「レイチェルの結婚」とパーキンソン病の「ラブ&ドラッグ」。ちなみに「愛を読むひと」や「ラブ&ドラッグ」での二人の脱ぎっぷりも凄いが、それ以上に二人の演技が圧倒的で、これからもこの二人の映画は見逃すことが出来ない。アン・ハサウェイは「ワン・デイ 23年のラブストーリー」「ダークナイト・ライジング」の2本がこれから封切りで楽しみだ。