好きなギタリストはいっぱいいて、誰が一番と言われても答えようがないのだが、ジョニー・ウィンターはいつ聴いても「あーいいなー」となぜかホッとするくらいの本物力というか、私にとっては弛緩力がある。
彼が一音ピッキングしただけで、そこら辺のギタリストは吹き飛んでしまう感じ。
今年の何月号だか忘れたが、米国の雑誌「ギターワールド」のインタビューにジョニー・ウィンターが掲載されていて、元気で安心した。付録のCDで動画が見れるのだが、最近の小さなトラベルギターではなくて、往年のようにファイアバードでボトルネックを弾いているのだ。彼の姿に編集長だけでなく米国の誰もが安堵したような、そんな気がするのだ。
エリック・クラプトンのクロスロード・ブルース・フェスティバルにも出演したが、単独の演奏はしていないのか、CDには入っていないようだ。まあ、でも大勢の人前に出るだけでも良かったと思う。オフィシャルサイトではライブの予定もかなりあるから、見るとしたら今のうちにアメリカに行くしかないだろう。
ジョニー・ウィンターは何といってもライブだから、普通のCDもいいけれどブートレッグで聴くのが楽しい。最近はオフィシャルブートもあるので、そちらでもいいけど。