昨晩は家族4人でブリの塩焼きを食べながらThe Whoのライヴ・アット・リーズを聴いていた。最初はサミー・ヘイガーのソロアルバムをかけたのだが、どうも夕食にはしっくりいかず、ロジャー・ダルトリーになったというわけだ。
Live at Leeds
こうやってあらためて聴いてみると、ピート・タウンジェントのギターも、ジョン・エントウィッスルのベースも、キース・ムーンのドラムもうまいなあと思う。
ジョン・エントウィッスルのファズが凄くてベースランニングにならず、バラバラなサウンドなのがThe Whoの特徴なんだと勝手に思っている。ジョン・エントウィッスルの回顧DVDを見たら、ピート・タウンジェントはバンジョー、ジョン・エントウィッスルはトランペットをやっていて、それからギターとベースに転向したらしい。
ハードロックカフェのDVDを見ていたら、ジミー・ペイジがジョン・エントウィッスルのギターオークションに参加するくだりがあって、生前は数千本あったらしい。
バンドを聴いていて、もう一人どうしてもベースを追ってしまうプレイヤーがいる。ノエル・レディングである。ノエル・レディングは元々ギタリストだったせいか、エクスペリエンスのライブを聴くと、ジミ・ヘンドリックスを追い詰めるようなプレイが連発する。最後は仲も悪かったようだが、ベースラインに二人の関係が非常に表れていると思う。