2013年10月7日月曜日

ジャン=リュック・ゴダールの「勝手にしやがれ」

この映画はぜひとも映画館で観たいと思っていたら、川崎市民ミュージアムで35ミリ上映があるという。なかなかいいぞ、川崎市民ミュージアム。

私の生まれる前のヌーヴェルヴァーグについては、こうやって映画を観るしかない。

この映画を観終わって、家に帰ってビールを飲んで突然思い出したのがコール・ポーター。ミュージカルから派生して映画音楽を作ってまさしく古き良きDe-Lovelyな時代は1950年代に終わります。

この映画を観て、私にとっては空白で勉強不足である1960年代の映画の流れを知りたいと思いました。安っぽいプレーヤーでモーツァルトのクラリネット協奏曲を掛けていたシーンがあって、そのリアルさがよかった。