2012年4月3日火曜日

ドリームシアターの窮屈さ

ドリームシアターが今月来日する。マイク・ポートノイが脱退してから出したアルバムも好評で、チケットも売れることだろう。来日ミュージシャンでも東京と大阪はペイするが、名古屋公演は赤字になるというのが通説だが、ドリームシアターの日程を見たら土曜日の夜に名古屋公演が入っていて、興行元のリスク対処に笑ってしまった。

最初に彼らを聴いたのはメガデスのライブDVD「GiganTour」の2曲「Glass Prison」と「Panic Attack」。演奏の立ち姿がおかしいなあと思ったらギターが7弦、ベースが6弦だった。それから興味をもって何枚かアルバムを聴いてみると、個々の演奏技術は素晴らしく、またヒット狙いの曲などもあって聴きやすい。

で・・・すぐに飽きてしまいました。はっきり言って退屈(=boring)。曲も演奏も広がらない。もちろんチックコリアがリターン・トゥ・フォーエヴァーでやっていた70年代にも及ばない。

この窮屈さはなんだろう・・・。ドリームシアターの初期はRushをお手本にしているらしいが、Rushの方がはるかに広がっていると思う。