2012年12月26日水曜日

それでも恋するニューヨーク

ラブコメだと思ってレンタルしたら、タイトルと中身が全然違う。これはタイトルを付けた人が悪いのであって、アメリカの推理小説を読んでいる人だったら結構楽しめると思う。

2012年11月19日月曜日

映画「Four Christmases」と「セックスアンドシティ2」

最近、アメリカのTVドラマばかり観ていて、ラブコメごぶさただったのですが、久しぶりにリース・ウィザースプーンの映画を観ました。

リース・ウィザースプーンって「キューティーブロンド」の印象が強いからバカっぽいけど、女優のギャラも実業家としてもすごいらしい。映画「Four Christmases」もあまり期待していなかった割には、良い映画でした。

続いて観た「セックスアンドシティ2」はつまんねー。

2012年10月11日木曜日

AC/DC Back In Black

今週、子供にAC/DCのアルバムはどれが良いのか?と聞かれたので、なぜAC/DCなのか尋ねてみるとカラオケで人気らしい。AC/DCは70年代後半にデビューしたので、すでに黒っぽい音楽を聞いていた自分にとってはヴァン・ヘイレンと同じくまったくカスリもせず、認識するようになったのは映画「スクール・オブ・ロック」を観てからだ。

映画「Iron Man 2」でフィーチャーされたのには驚いたが、長きにわたって活躍してきたAC/DCならではのこと。それくらい、どの曲も力強くて印象的だ。

うちの子供はピアノを習っているのでAC/DCもピアノで弾いてくれないかなーと思ったら、アメリカでピアノ譜が出版されているのを発見。誕生日に買ってやるかな。


2012年9月24日月曜日

カーステとブートは相性がよい

カーステが壊れたので新しくUSB/iPod専用カーステというのを買いました。USBメモリを極小にしたので、フロントに挿してもほとんど目立たず、それでいて容量が16GBあるので多くの曲が収録できて、非常に快適です。 

16GBの中身はもちろんCDからですが、最近になってブートを入れるようになりました。ブートは通常、西新宿あたりでCDを買うのが一般的ですが、もちろんネットにもいろいろあって、非常に高音質なものがあります。

ブートのMP3をカーステのUSB再生で聴くと、音質はいいし、スピーカーが前後左右にあるので臨場感も最高だし、audience録音のものだと拍手も近いし(笑)、楽しめます。

2012年9月18日火曜日

Wanna Be Starting Something

クインシー・ジョーンズが手がけたマイケルの曲は、どれも驚くほどの完成度ですが、その中でもこの曲を聴くといつも元気になります。

出だしの音は誰しも打ち込みだと勘違いしますが、実際には全てのパートで生演奏をオーバーダブしているのだと思います。

海外のスタジオやツアーミュージシャンは本当に演奏能力が高いなと思います。7-8年前に東京ドームでジャネット・ジャクソンのコンサートを観ましたが、録音と間違うくらいの演奏能力の上にライブのパフォーマンスが加わって、本当に素晴らしかったです。

2012年9月11日火曜日

アナログレコードでジャズを聴く

8月の終わりに、知り合いの北村さんの勉強会のテーマとして、アナログレコードでジャズを聴くセミナーを開催しました。

前にこのブログにも書きましたが、かつて上野仲町通りには「イトウ」と「壺屋」の2つのジャズ喫茶がありました。イトウは日本でも老舗のジャズ喫茶で、大橋巨泉も来ていたと言われていて私語禁止。イトウの向かいにあった壺屋はアルコール中心で、閉店間際は常連と怖い人しかいないような店でした。

セミナーではイトウのレコードから80枚ほど持ち込みました。1990年頃から時代をさかのぼり、1930年代くらいまでを聴いたのですが、50年代から30年代にかけては名曲名演奏が多く、選ぶのに迷います。

当日は真空管アンプをお借りたのですが、使われているプリ管は12AX7でした。MT管は1943年頃に登場したのですが、エラ・フィッツジェラルドの声とボド・パウエルのピアノがすばらしく良かったです。

当日の感想をブログでいただきました。
アナログレコードでジャズを愉しむ夕べ@SLOW|自分を諦めない!あなたへ。カラーセラピスト マツモトリサからの手紙

2012年8月20日月曜日

マイケル・J・フォックスの本格復帰は感動もの

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』マイケル・J・フォックス、ついに本格復帰!新作テレビシリーズに主演 - シネマトゥデイ

4年程前に子供を連れてカリフォルニアのユニバーサルスタジオに行ったのだが、その時は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のアトラクションはもうやっておらず、ものすごく過去の作品となってしまっていることがとても残念だった。

で、この夏一番うれしいニュースがマイケル・J・フォックスの本格復帰。治療法を変えたことで復帰できたらしいが、それだったらアン・ハサウェイがパーキンソン病を演じた「ラブ&ドラッグ」のマギーにもすすめたい。

2012年7月2日月曜日

ふられた気持(You've Lost That Lovin' Feelin')

トム・クルーズ主演の映画「トップガン」は親孝行のつもりで父に付き合い、上野の映画館で観た。もの凄く混んでいて、階段に座って観た記憶がある。 

映画の中で、トム・クルーズが「ふられた気持(You've Lost That Lovin' Feelin')」を歌うシーンがあるのだが、この曲はプレスリーで何回も聴いていたので、皆でプレスリーの曲を歌っている酒場のシーンだと思っていた。

この名曲はライチャス・ブラザーズであること、そしてフィル・スペクターがプロデュースであることを知ったのはずっと後のことである。 

アトランティック・レコードのトム・ダウドの事は前に書いたが、最近、NHK-BSでジョージ・マーティンのドキュメンタリーが放映され、また8月にはビーチボーイズが来日することから、フィル・スペクターを自分なりに整理したいと思って、いま聴いたり読んだりしている。 調べてみたら文京区の図書館にはフィル・スペクターのCDと本がまとまって収蔵されており、きっとマニアがいるに違いない(笑)。おかげで、ウォール・オブ・サウンド漬けの毎日を送っている。 

ところで、8月のビーチボーイズ来日は、まわりの人はほとんど行くので、行かなかったら非国民と言われそう。女性を誘いたくても年代的に年上だからなあ。

2012年6月27日水曜日

ジミヘンのカバーで思うこと

ジミ・ヘンドリックスについてはブログで書いたことが無いのですが、実は時間的にも一番聴くことが多いです。手持ちのCDでいえば50枚以上あって、それでもまだまだ知らないCDが売られています。

ジミヘンのカバーでは、最近だとエリック・クラプトンをあげる人がいるかも知れませんが、クラプトンの「リトルウィング」っていいですか?私はかなりイマイチな演奏だと思います。スティービー・レイヴォーンも然り。
ちなみにフランシス・ロックウッドというフランスのピアニストが「リトルウィング」をピアノでカバーしているのですが、これはまあまあ。
イケメンのジョン・メイヤーってのもあります。
ジミヘンのライブ演奏で「ストーンフリー」なんかを聴いちゃうと、どんなカバーも厳しいと思いますね。リフらしいリフもないのに、ライブであれだけ演奏できるジミヘンって、やっぱり凄いです。

まあ、そんな中ではやっぱりレッチリはイケてます。ずば抜けて音がいいです。

2012年6月20日水曜日

ハーブ・アルパートとA&M

facebook繋がりで音楽に造詣が深いFさんが、先日ハーブ・アルパートのyoutube動画を紹介していた。ここら辺はツウ好みというか、いかにもFさんらしいカバーの広さだ。 

ハーブ・アルパートの名前を知ったのはキリン・シーグラムのCM曲で、確か大学生の時だった。 10年程前にNHKでカーペンターズの特集をやっており、ゲストが石田あゆみと萩原健太だったのだが、ハーブ・アルパートがインタビュービデオに登場したので「ああ、ハーブ・アルパートって、カーペンターズの録音に参加してたんだ」と誤解してしまった(苦笑)

実際にはA&Mの社名はHerb Alpertの頭文字で、カーペンターズのレコード会社の経営者だった。A&Mはピーター・フランプトンで稼いだ金をセックス・ピストルズでドブに捨てる経験もしている。

オールナイトニッポンのテーマ曲「ビター・スウィート・サンバ」で知らず知らずハーブ・アルパートの音色が脳に刻み込まれているので、カーペンターズの名曲「Close to you(遥かなる影)」の間奏を聴くとデジャブを感じる。

 

2012年6月11日月曜日

KISSの申し子たち

KISSが日本武道館でコンサートを開いたのは高校一年のときで、同級生の何人かは見に行った。このコンサートの模様はNHKで放送されたのだが、ロックを国民放送で流すことには苦情も多かったらしい。NHKはこの時はじめて映像と音声を別撮りして同期させるSMPTEを採用している。  

KISSが制作した映画「デトロイト・ロック・シティ」を見るまでもなく、KISSの米国での人気というのは凄かった。その中でも最大の功績はやっぱりギターキッズを育てたことだと思う。エース・フレーリーの3ピックアップのレスポールは、今まで一番売れたシグネイチャーモデルだと記憶している。 

ヴァン・ヘイレンもデビュー前はKISSのジーン・シモンズがデモテープを作っているし、ダイムバッグ・ダレルはエース・フレーリーの真似をしてレスポールから煙を出すビデオが残っていて本当にKISSの大ファンなんだなと思う。 最近、PANTERAを聴くことが多くて、ふと思い出した次第。

 

2012年6月6日水曜日

二人の女優ケイト・ウィンスレットとアン・ハサウェイ

映画「タイタニック」のケイト・ウィンスレットと、「プラダを着た悪魔」のアン・ハサウェイ。どちらも美人で演技も上手い。この二人を使えばどんな映画も撮れると思うのだが、非常に難しい役をこなしている点でも共通していると思う。

ケイト・ウィンスレットではエンディングが悲惨な「レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで」とナチ戦犯の「愛を読むひと」。アン・ハサウェイでは薬物中毒の「レイチェルの結婚」とパーキンソン病の「ラブ&ドラッグ」。ちなみに「愛を読むひと」や「ラブ&ドラッグ」での二人の脱ぎっぷりも凄いが、それ以上に二人の演技が圧倒的で、これからもこの二人の映画は見逃すことが出来ない。アン・ハサウェイは「ワン・デイ 23年のラブストーリー」「ダークナイト・ライジング」の2本がこれから封切りで楽しみだ。

2012年5月26日土曜日

セレブ・ウォーズ 〜ニューヨークの恋に勝つルール

キルスティン・ダンストとミーガン・フォックスの恋の駆け引きだと思っていたら、全然違っていた。ミッション:インポッシブルでおなじみのサイモン・ペッグが好演。

2012年5月13日日曜日

映画「かぞくはじめました」

いつもfacebookで近況を見ているキャサリン・ハイグルと「ラスベガス」のジョシュ・デュアメル共演。ハリウッド的脚本だけど、二人とも好演で悪くない出来。でもキャサリン・ハイグルもジョシュ・デュアメルも、もっと大人のお笑い映画の方がよく似合う。

ヤギと男と男と壁と

これ、お笑い映画かと思っていたら、わりと本当の再現らしくてビデオで観るとつまんないよ。

映画「プレティ・リーグ」

トム・ハンクスやマドンナだけでなく女性陣全員がすばらしい。

映画「プレシディオの男たち」

ショーン・コネリーの渋い演技もいいけど、まだ整形していないメグ・ライアンが若々しい。

2012年5月6日日曜日

映画『幸せの始まりは』

「40男のバージンロード」のポール・ラッドと「キューティ・ブロンド」のリース・ウィザースプーンが主役の映画。どちらの映画も楽しめた私にとっては、この話の流れはすごく自然。ベタなラブコメよりおすすめ。

2012年5月5日土曜日

HAWAII FIVE O

DVDでテレビドラマ「ハワイ・ファイブオー」シーズン1を見終えた。このドラマはシーズンが続くようなので楽しみ。早くシーズン2がDVDにならないかな。

カントリー・ストロング

グウィネス・パルトローが吹き替えなしで歌っていて素晴らしい。「クレイジーハート」のジェフ・ブリッジスも良かったけど、グウィネス・パルトローは類まれなる才能の持ち主だ。 People誌で選ばれたカントリー歌手ミランダ・ランバートといい、カントリーと美人は似合うのかな。

2012年4月24日火曜日

「ラスベガス」ヴァネッサ・マーシルの美しさ

アメリカのテレビドラマglee(グリー)のシーズン1と2を観たあと、Hawaii Five-0のシリーズ1が終わってこれからどうしようかと思った時に、タイミングよく「ラスベガス」がDVDでリリースされた。カジノが舞台だから出演者がみんな美男美女なのだが、なかでもヴァネッサ・マーシルは美しい。1968年生まれなのが信じられないくらいだ。

2012年4月23日月曜日

「川の底からこんにちは」

日曜日に「川の底からこんにちは」を観て、今日facebookを覗いたら4月23日は「シジミの日」なんですね。びっくり。NHKは満島ひかりをよく使いますけど、この映画の彼女も素敵です。キレ方も最高。

2012年4月22日日曜日

2012年4月14日土曜日

オリンダのリストランテ

前にも書いたのだけど、キッチンが出てくる映画はなるべくカバーするようにしている。「オリンダのリストランテ」はなかなか手が出なかったのだが、観たら最後に涙が出てしまった。

2012年4月6日金曜日

Bostonはアナログで聴け

インターネットラジオで70年代を聴いていると、必ずBostonが掛かることになっている。Bostonは日本では渋谷陽一が酷評したためか、海外に比べて人気が無い。確かにロックでキャッチャーというのは、それまであまりなかったと思うが、スコーピオンズとかジャーニーと比較しても、Bostonのサウンドは先駆者だし、演奏も編曲も素晴らしいと思う。特に「Don't Look Back」は珠玉の出来だ。

トム・ショルツの重厚なアレンジを聴くには、CDではなくてアナログレコードがいい。フィル・スペクターのウォール・オブ・サウンド(音の壁)を超えた世界が見える。

2012年4月3日火曜日

ドリームシアターの窮屈さ

ドリームシアターが今月来日する。マイク・ポートノイが脱退してから出したアルバムも好評で、チケットも売れることだろう。来日ミュージシャンでも東京と大阪はペイするが、名古屋公演は赤字になるというのが通説だが、ドリームシアターの日程を見たら土曜日の夜に名古屋公演が入っていて、興行元のリスク対処に笑ってしまった。

最初に彼らを聴いたのはメガデスのライブDVD「GiganTour」の2曲「Glass Prison」と「Panic Attack」。演奏の立ち姿がおかしいなあと思ったらギターが7弦、ベースが6弦だった。それから興味をもって何枚かアルバムを聴いてみると、個々の演奏技術は素晴らしく、またヒット狙いの曲などもあって聴きやすい。

で・・・すぐに飽きてしまいました。はっきり言って退屈(=boring)。曲も演奏も広がらない。もちろんチックコリアがリターン・トゥ・フォーエヴァーでやっていた70年代にも及ばない。

この窮屈さはなんだろう・・・。ドリームシアターの初期はRushをお手本にしているらしいが、Rushの方がはるかに広がっていると思う。

2012年3月19日月曜日

ホイットニー・ヒューストンが拓いた道

ホイットニー・ヒューストンが亡くなってもう一ヶ月余りが経つ。死亡のニュースが流れた際にはfacebookでyoutubeの動画をアップする人も多かったが、とても見る気にはなれなかった。当初は自殺ではないかとの報道もあったが、育ての親であるアリスタ・レコードのクライヴ・デイヴィスのパーティーに参加するためにホテルにいたのだから、恩人の前で自殺するはずがない。クライヴ・デイヴィスは高齢だと思うが、娘みたいなホイットニーが死んでかなりのショックだと思う。

いまでは想像も出来ないけれど、80年代にホイットニー・ヒューストンが果たした公民権運動は非常に大きいものがあった。クライヴ・デイヴィスはホイットニーをデビューさせるときに、白人のラジオ局にも売りまくった。マイケル・ジャクソンが黒人としてはじめてMTVに出演出来た頃である。彼女はひたすら売れるためにゴスペルから離れて白人のように歌い、ついには1989年のソウルトレインで大ブーイングを受けてしまう。

その後90年代の彼女はアトランタのLAフェイスが甘い楽曲を提供しまくり、レコードは売れに売れるのだが、自分の音楽ルーツからどんどん離れてしまい、それがドラッグへと繋がったのかも知れない。ここら辺は、デビューからの清楚なイメージから脱却できず、兄のリチャードを離れてフィル・スペクターにすがり、最後は拒食症で亡くなったカレン・カーペンターと似たものがあると思う。

「ボディーガード」は一人映画館で観た記憶がある。当時のホイットニーは「ツイットニー(生意気)」と呼ばれていて、共演した歌手をいじめることで有名だった。ケビン・コスナーも撮影のあとで彼女の悪口を言っていたから、相当ひどい状態だったのだろう。そんな前提知識でみた彼女の映画はつまらなかった。でも今でもたまにホイットニー・ヒューストンのCDは聴いている。何曲か続けて聴くと、たまに1曲びっくりするくらい素晴らしい彼女の声に触れることができて、全身の筋肉が弛緩するのだ。もちろん涙腺も。

2012年3月14日水曜日

CDを3枚選ぶとしたら

実はお気に入りの3枚をこのブログに書いたことはない。出し惜しみではなくて、あまりにも名盤なのでわざわざ書く必要がないから。
・エルビス・ライブ・イン・メンフィス
ラスベガス公演ではなく、メンフィスのライブです。
・ウィスキー・ア・ゴーゴー
オーティス・レディングの楽屋に来たのはボブ・ディランです。
・ライヴ・アット・ジ・アポロ
もちろんジェームス・ブラウンです。

こうやってみると、昔のライブ盤になってしまうけど、パフォーマンスが素晴らしいと演奏も素晴らしく、それがダイレクトに伝わるのが 60年代70年代ということなのでしょう。

2012年3月12日月曜日

Aerosmith - エアロスミス

最近、エアロスミスをよく聴いている。

米国Foxテレビの人気番組「American Idol」の審査員を、前節に続いてエアロスミスのヴォーカリストであるスティーヴン・タイラーが務めるようだ。最近はエアロスミスからの脱退とか、鎮痛剤の飲み過ぎで入院したとか、ジョー・ペリーが単独でツアーをやったりしていたので心配したが、元気な顔をテレビで見せるようで安心した。

エアロスミスは中学生の頃にレコードを買ったのだけど、なんか録音がモコモコしていて「Dream On」以外はよくわからなかった。武道館公演もアリーナで見たのだけど、PAが悪くてモコモコして終わった記憶がある。

大学に入ったときにはもうエアロスミスを聞くこともなく、Run-D.M.C.の「Walk This Way」まで忘れていた。彼らは何度もカムバックしているが、映画「アルマゲドン」で流れてくるスティーヴン・タイラーのヴォーカルに涙した人も多いだろう。

確かエアロスミスは一度コンサート機材一式を船の沈没で失ったはず。とにかくタフなバンドとタフなヴォーカルだ。


2012年1月11日水曜日

GleeとA+

NHKでも放映されていた米テレビドラマ「Glee」がDVDになり、昨年末はシーズン1を、今年になってシーズン2と「Glee: The 3D Concert Movie」を観た。

1961年の「ウェストサイド物語」、白人専門だったMTVにマイケル・ジャクソンの「ビリー・ジーン」が登場したのが1983年、ジョン・ウォーターズ監督の「ヘア・スプレー」が公開されたのが1988年といった歴史の上にGleeのプロットが描かれていて、Gleeを観ていると「AじゃなくてA+なんだ」という制作サイドの品質に対する考え方が伝わってくるし、ひとりひとりのパフォーマンスも素晴らしく大ヒットしたのも当然と思う。

2012年1月5日木曜日

Cheap Trick

最近、チープ・トリックをよく聴いている。

彼らが武道館公演で有名になった頃、もうあまりロックを聴いていなかったのでレコードも買っておらず、ラジオでSurrenderが流れているのを耳にするくらいだった。

数年前にハードロック・カフェの収蔵品「メモラビリア」のドキュメンタリーDVDを観た際に、チープ・トリックのリック・ニールセンの自宅を訪問するシーンがあった。ピアノで「ドリームポリス」を弾く彼の姿に興味を持って、あらためて武道館のコンプリートCDを聴いてみると、これがなかなかいい。リック・ニールセンのリフを弾くタイム感が抜群だ。